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【感想・レビュー】『ファイアーエムブレム 風花雪月』は時間泥棒だ!【ネタバレ配慮】

こんにちは!じゃろげです。

発売から少し時間が経ってしまいましたが、『ファイアーエムブレム 風花雪月』をクリアしたので感想を書いていきます。

FEシリーズは1〜2作しかプレイしたことのない僕ですが、今回は紹介映像などを見て面白そうだなーと思ったので買ってみました。

初FEという方も問題なく楽しめると思いますよ!

おすすめポイント

安定の戦闘システム、ゲームバランス

ファイアーエムブレムといえば、マス目状のフィールドをターン制で行動していくストラテジーゲームです。

このシステムの基本はブレることなく今作でも採用されていますので、『ファイアーエムブレム』を期待して『ファイアーエムブレム』じゃなかったということは断じてありませんのでご安心ください。

また、難易度調整も絶妙で(難易度ハードの話です。ノーマルは未プレイなのでわかりません。)一部のイベント戦は相当考えて立ち回らないと割と簡単にやられてしまいます。

逆に言えば、立ち回り一つで戦況をひっくり返せるというのがすごいゲームバランスだなあと思います。

特に難しいのは友軍を守りながら戦わないといけない面でした。逃げてくれればいいのに勇敢に突っ込んでいって死ぬやつの多いこと!泣

即座にやり直しできる『天刻の拍動』

今作では主人公の特殊能力『天刻の拍動』によって戦闘中に任意のタイミングまで時間を巻き戻すことができます。(回数制限あり)

前述の通り、立ち回り一つで戦況が大きく覆るので、「1ターン戻したい!」とか「今のやっぱ別の敵を攻撃するべきだった!」なんていう状況がたくさん出てきます。

おそらく今までのファイアーエムブレムであればそういう時は最悪その戦闘の初めまでリセットしてやり直していたと思うのですが、今作はこの『天刻の拍動』によってちょうどいいタイミングまで巻き戻すことができるのです。

と、これだけ聞くと「ヌルゲーじゃん」「ゆとり仕様きたー」と思われそうですが、このシステムがある代わりに基本の難易度が高いのではないか?と思っているのですがどうなんでしょう。FEガチ勢のみなさん教えてください。笑

少なくとも決してヌルゲーだとは感じませんでしたし、単純に便利なシステムだと思いました。

「自由度が高い」ことと「次に何をするか迷わない」ことを両立

今作は主人公が士官学校の教師になって生徒たちを指導しながら共に戦い、成長していく物語になっています。

そのため、基本的な行動としては、平日は学校で主人公による指導→週末は「散策」「講習」「出撃」「休息」から好きな行動を選ぶ→月末にイベント戦(ストーリー本編が進む)という流れになっています。

このうち週末の行動が一番自由度の高い部分で、時短したい人は「講習」を選べばサクッと各生徒のスキルを上げることができますし、「散策」ではクエストをこなしたりキャラとの親密度を高めたり、「出撃」ではフリー戦闘でレベル上げをすることができます。

しかし、「自由度が高い」といえば聞こえがいいものの結局「どれがベストな行動なんだろう?」と考えてしまったりしませんか?(僕がそうです)

そういう人のために本作では、オンラインに接続していると他のプレイヤーがその週にどの行動を選択しているかパーセンテージが表示されるようになっています。

必ずしも多数派が正しいとは限りませんが、少なくともセオリーから大きく外れることはないはずです。

これだけでなんだか安心しますし、逆に他の人と違う楽しみ方をしたい!という人は少数派を貫き通すこともできるわけです。

個人的にはすごくありがたいシステムでした。

作りこまれたストーリー、感情移入できるキャラクター

本作ではまず最初に3つの学級のうちどのクラスの担任になるかを選ぶのですが、それによってストーリーが180度変わります。

王国、帝国、同盟領という3つの勢力が入り乱れていきますが、当然、それだけ登場するキャラクター数も多いです。

はじめのうちは正直一人一人のキャラは薄いように感じていましたが、メインストーリーや外伝など、それぞれのキャラの掘り下げがとても丁寧に行われており、どんどん愛着が湧いていきます。

また、味方となる生徒もいれば最終的に敵として倒さないといけない生徒もいるので、結構切ない演出もあります。

僕は普段あまりストーリーを重視してゲームをやらない(ゲーム性が高ければストーリーは気にしない)のですが、本作に関してはここからどう展開するんだろう!というわくわくが結構強かったです。

僕は1周目にディミトリルートを選びましたが、ディミトリの苦悩や葛藤がとても胸に刺さりました。

気になったポイント

段々作業化してしまう育成パート

先述の通り、基本的な流れとして平日指導→休日自由行動を繰り返してキャラを育成しつつストーリーを進めていくのですが、育成部分が後半ちょっとかったるくなってきます。

そんな人のために「講習」というお手軽コマンドも用意されているのですが、育成効率はどうしても下がるため、「しっかり育成したいけどちょっとめんどくさくなってきた」という人は逆にジレンマを抱えてしまうことになります。笑

僕の場合はかったるくなってきた頃にはストーリーの終わりが見えてきていたためなんとか乗り切りましたが、後半はストーリー的に切迫した状況ということもあるので、あとは全てイベント戦の連続で一気にストーリー進めてくれてもいいのになーと思ってしまいました。(どんなに切迫した場面でもストーリーが進むのは基本的に月末のみ)

とはいえ、序盤〜中盤にかけてはキャラが育ちやすいことや「散策」時のクエストが多いこともあり、育成パートもやりごたえがありますよ。(そういえば後半はクエストが少なかった気が)

周回しないと物語の全貌が見えてこない

本作はマルチエンディングが用意されており、各エンディングごとに全く異なったストーリー展開になります。

そのため、1周しただけではよくわからないこともあり、よくよく考えると「あのキャラどうなったの?」みたいなことが出てきたりします。(とはいっても一つ一つのエンディングだけでも綺麗にまとまってはいます)

本当は周回してすべてのエンディングを見たいところですが、1周するだけでも40〜50時間ぐらいかかる大ボリュームが仇となり、何周もするのは結構骨が折れます。

総評

少し終盤だれてしまうとは書いたものの、総評としては序盤から終盤までとても面白く、久々に時間を忘れていつまでもプレイしてしまう時間泥棒なゲームと出会うことができました。

難易度的にもとても歯ごたえがあり、あーでもないこーでもないと悩みながらプレイしたステージもあります。笑

ストーリー、ゲーム性、グラフィック、音楽どれをとっても素晴らしいゲームです。

ぜひ、遊んでみてください!

ではまたっ

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